日本航空は17日、鳥取三津子さんが4月1日から社長になると発表しました。日本の大きな飛行機の会社で、女性が社長になるのは初めてです。
鳥取さんは59歳です。1985年に会社に入って長い間、飛行機の中でサービスなどをする客室乗務員をしていました。今は会社の専務で、客に満足してもらうための仕事の責任者をしています。
鳥取さんが会社に入って客室乗務員になった年に、日本航空の飛行機が群馬県の山の中に落ちる事故がありました。鳥取さんは「とても大きいショックを受けました。この事故をずっと忘れないで、飛行機が安全に飛ぶということをいちばん大切にしていきます」と話しました。
今月2日、羽田空港で日本航空の飛行機と海上保安庁の飛行機がぶつかる事故がありました。鳥取さんは、飛行機の安全や、会社を伸ばすためにどうすればいいかという問題を解決していく必要があります。